世界パラ陸上神戸2024
開催日程:2024年5月17日(金)〜25日(土)
開催場所:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
実施種目:168種目
参加選手:約100か国・地域、約1,300人(うち日本選手66名)
ボランティア選考の様子はこちら
輸送サポート担当
私のセクションは、輸送サポート。
基本的に選手は自立しているので、身体的なサポートは不要です。
初日に参加してみて、手続きの場所案内や、困っていることのサポートがメインの仕事ととらえました。
コミュニケーションが全て
笑顔で、「Hi!」や「May I help you?」と声をかけることから始まります。
会場はとても広いので、スムーズな場所案内が重要任務。
初日だったので、選手のチェックインとアクレディテーションカードの手続き案内が多かったかな。
他、日本円の両替とか、色々要望があったので、コミュニケーションしながらのサポートが楽しかったです。
メインは英語ですが、スペイン圏や中国やインドネシアの方も多かったので、英語が使えない場合は、スマホの翻訳機能を活用しました!
個人的な1番の盛り上がりは、とある国の選手の障害のクラス分けの案内と付き添いをしたのですが、クラス分け担当者は全員外国の女性で、全て終わったあとに、私も含めて全員が全員と握手をした時に、素晴らしい世界だなと感じた時でした
一期一会、ボランティアさんとの出会い
ボランティアさんとの交流も楽しいです。
今回の大会で、ボランティアさんは1,200人の登録とのこと。北海道から宮崎県まで、日本全国から集っています。
この大会以前にも、世界ラグビー神戸2019、世界水泳福岡2023、バスケW杯沖縄2023、東京オリンピック2020などに参加された方もいて、色々なボランティアをされた時のお話しを聞くのも、楽しかったです。
同じチームだった大学4年生就活中の女性、「ペコちゃんが好きすぎて、不二家に就職したいんですっ」って、絶対できると思う!まじでペコちゃんくらい可愛かった
あとは65歳くらいの男性、50歳手前で独学で英会話を学び習得、東京オリンピックでは、通訳ボランティアを務められたとのこと。今回でもプロボランティアとしてのリーダーシップが素晴らしかったです。
他にも50-60歳代のマダム達、多言語を学びコミュニケーションをされていたり、色々なボランティアに参加するなど、とてもハツラツとされていました。
仕事に共通していること
大会運営には、多くのボランティアはもちろんですが、運営側の企画会社、スポンサー企業、派遣など、多くの団体が関わっている模様。
そしてボランティアでも、運営側でも、仕事に共通していることがあります。
いかに、自立して、楽しく、能動的に、ホスピタリティを持って動くか。
それに尽きると思います。
選手が最大限のパフォーマンスを発揮する。
コーチ陣、家族が、安心してサポートできる。
観客のみなさんが、楽しんで大会を盛り上げる。
そして、みなさんが神戸の街を楽しんで欲しい。
それらをサポートするのが、我々の役目なので、最後まで楽しみながら全うしたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました