管理栄養士が語る「人生初の大腸カメラ」体験談｜前日の食事・当日の流れ

初めての大腸カメラ

きっかけは、毎年受けている健診の、オプションで受けた大腸がんの便検査。
便潜血が 2日目だけ陽性 だったことでした。

頭では
「2日目だけが陽性、念のための検査」
と理解しているのに、
結果を見た瞬間、胸の奥がザワっとしました。

“えーーー？まじで…？”
“悪い結果ならどうしよう”

そんな揺れはありつつ、
その後は意外と普通に飲みに行ったりもして、
日常は続いていきました。

大腸カメラ前日の食事は何を食べればいい？

病院から提案されるもので、よくあるのは下記のような製品ですね。
レトルトなのでとても楽だと思います。

私は、自分で作る方を選びました。病院からの注意書きはこちら。

基本は 低残渣でシンプルな食事。

• お粥
• 具なし味噌汁
• 豆腐
• りんご・柿

本当は梅干しと塩昆布を入れたかったけど…がまん。
それでも美味しくいただけました。

下剤の準備と当日の過ごし方

当日は検査終了までは何も食べられないので、気をつけたいのが低血糖。
病院推奨は“砂糖入りの紅茶”でしたが、私は 酵素ドリンク にしました。
おかげで頭痛やふらつきもなく、安心してスタート。

下剤スタート

病院から出されたのは モビプレップ。
2リットルの水で溶かして、「便がほぼ透明！」になるまで飲みます。

味は…
「げきまずではないけど、おいしくもない」。
そんな絶妙なラインです 
最初は平気でも、だんだん “飽き”が強敵 になってきます。

私は途中から、
息を止めて一気に飲む → お茶で口直し
このセットをひたすら繰り返しました。

飲む量は多いけれど、
“これを飲めば腸がきれいになる”と思うと、
楽しみで仕方ないって感じでしたね。

完了した瞬間、
「大人になって腸がからっぽになることって、ほぼ無い！」 と実感。
腸が“一度ゼロになる”感覚は、私にとってとても貴重でした。

人生初の大腸カメラ検査の流れ

病院に到着したら血圧測定、検査着に着替えて待機。
準備が整うと、腕にルートを確保し 少量の鎮静剤 を投与します。

検査時間は 20〜30分ほど。
“あ、もう終わり？” と感じるくらいの短さでした。

途中少し強めの痛みがありましたが、
すぐに気づいて鎮静剤を追加してくださり、
その後は落ち着いて受けられました。

鼻からでも胃カメラの方が、
よっぽどしんどかったですね！

検査結果

結果は
「特に問題なし。とてもキレイな腸です」
そう思ってはいたけど、ほっと一安心でした。

今回のこの経験は、腸や身体のことを
あらためて丁寧に見直すきっかけにもなりました。

腸がからっぽのチャンスを活かす

実は、今回の検査前から
“腸が空っぽになるこのタイミングで整えよう” と決めていました。

大人になって腸がゼロになるなんて、ほとんどない。
過去のファスティングでもこの感覚はありませんでした。

だからこそ、ここから先は 身体にとって大きなチャンス。

続きはまた次の記事で。
最後までお読み頂き、ありがとうございました