5日間で変わる!管理栄養士が教えるお正月太りをなかったことにする秘訣

お正月太りリセット

お正月のごちそうやお餅、お酒…楽しい時間を過ごしたけれど、気づけば身体が重いただし、急激な減量や過剰な運動はかえって身体を壊してしまうこともあります。そこで、無理なく健康的に「お正月太り」を解消する方法をご紹介します!

目次

1. 血糖値を安定させよう

お正月はとにかく糖質が多い!アルコールに、おもちやおせち、そして野菜は少なめ。これによって血糖値の乱高下が起こりがちです。大量のインスリン分泌は、体脂肪の蓄積を促進したり、脂肪燃焼の妨げとなります。血糖値の変動をなるべくゆるやかに戻しましょう。

食物繊維を意識しよう

特に葉物野菜や根菜、キャベツやほうれん草、大根などは食物繊維が豊富です。汁物やレンチン和え物など、気軽にたっぷり取り入れましょう。

低GI食品を選ぼう

白米より五分搗き米、パンより全粒粉パンというように、血糖値を緩やかに上げる食品を選ぶのがコツです。ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜や、ブルーベリーやりんごなどポリフェノールたっぷりの果物もおすすめ。

間食選びも重要

ナッツ類(アーモンド、くるみ、ピスタチオ)や、ハイカカオチョコレート、ゆで卵や、ベリー類などの果物など、低GIで自然由来のものが理想的ですね。


2. 肝臓を休ませよう

肝臓は、糖質やアルコールの代謝のため、私たちが忘年会やクリスマス、大晦日にお正月と、連日楽しむ食事や飲み物の裏で、肝臓は休む暇もなく働き続けていたのです。しばらくはゆっくり労わって休んでもらいましょう

解毒酵素の活性化

ブロッコリーやケールなどのアブラナ科野菜を積極的に摂取しましょう。これらの野菜には、解毒酵素を活性化させるスルフォラファンという成分が含まれています。スルフォラファンは、肝臓が有害物質を無毒化する能力を高めてくれる働きがあります。

抗炎症作用

ターメリックや生姜を取り入れましょう。ターメリックに含まれるクルクミンは強力な抗酸化作用と抗炎症作用があり、肝臓の炎症を抑えるのに役立ちます。生姜もまた、抗炎症作用があり、肝臓だけでなく消化機能全体をサポートしてくれます。

解毒促進

体重(kg)×30mlを目安に、こまめに水を飲むことで解毒を促します。水を充分に摂取することで、肝臓が効率よく毒素を処理して、体外へ排出するのを助けることができます。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、異常が現れるまで自覚症状が出にくい臓器です。だからこそ、日頃から意識してケアすることが大切です。今年のスタートを健康的に切るために、肝臓に優しい習慣を始めてみませんか?

3. 血流循環を意識する

血流循環は非常に重要です!血流がスムーズになると、身体の中で大掃除が始まるイメージ!老廃物をきちんと排出しながら、酸素や栄養を細胞に届け、ホルモンの働きを整えてくれます。それだけでなく、基礎代謝も上がり、身体全体がエネルギーを効率よく使える状態になります。

適度な運動を習慣化する

お手軽に散歩、いけるなら軽いジョギングと、有酸素運動がおすすめ。運動系のYouTubeを見ながらでもいいですよね。心肺機能に刺激を入れて、ジワッと汗をかく程度までするのがおすすめです。

お風呂に浸かる

温かいお湯に浸かることで、血管が広がり血流が良くなります。なるべく肩まで、無理なら胸あたりまで。リラックス効果もあり、ストレス解消にもつながります。

食事で血流改善

ビタミンE(ナッツやアボカド)、オメガ3脂肪酸(サーモンや亜麻仁油)、ポリフェノール(冷凍ブルーベリーや紫キャベツなど)を、こまめに摂るのをおすすめ。

まとめ

楽しかったお正月!!そしてお正月太りをなかったことに

無理なダイエットや過剰な運動は避け、着実に生活習慣を見直すことがポイントです。

血糖値を安定させる」「肝臓を労わる」、そして「血流循環を改善」!

2025年も無理なく楽しく、体調管理をしっかりと行いましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

Profile

管理栄養士
臨床傾聴士
食物栄養学修士
PNTトレーナー
分子栄養学カウンセラー
アスリートフードマイスター

詳しいプロフィールはこちら

目次