花粉症対策 〜まず意識したい炎症抑制〜

子どものくしゃみ
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不快な花粉症の症状

子どものくしゃみ
Little blond boy sneezing.

花粉症とは、春や秋になると発生するアレルギー性疾患のひとつで、空気中に浮遊する花粉に目や鼻などの粘膜が過剰反応し、症状が現れます。具体的には、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみや充血などがあります。

病気ではないけど、その不快な症状に辛い思いをする人は年々増えてきている印象ですよね。「今年の花粉量は例年の10倍」「やばっ」とか、毎年聞いているような気もします。

体内の炎症抑制を意識する

Inflammation.

炎症抑制については、炎症性サイトカインや化学物質を抑制することで、炎症を鎮めることができます。

炎症は、体の外部からの刺激や内部からの異常に対して、免疫系の働きによって生じる体内の防御反応ですが、炎症が過剰になると様々な疾患を引き起こす原因となります。そのひとつが花粉症ですね。

食事アプローチは、抗炎症作用のある栄養素を摂取することで、炎症を抑えることができます。

オメガ3(ω3・n-3系)脂肪酸

ω3 fatty acid.

オメガ3脂肪酸は、鯖や秋刀魚などの青魚や、あまに油・エゴマ油、チアシードなどに多く含まれています。

ポリフェノール

Blueberry

代表的なポリフェノールには、アントシアニン、カテキン、カカオなどがあります。

間食にブルーベリーや、アルコールを飲む際は赤ワインを選ぶなど、少しずつ意識するといいですね。

クルクミン

Various spices.

クルクミンもポリフェノールの一種ですが、カレーによく使われるスパイスの一種であるクルクミンを強調します。

クルクミンは、カレーの主成分であるターメリック (ウコン) に含まれる黄色の色素です。特に黒胡椒(ピペリン)と一緒に摂ることで吸収率が上がり、抗がん効果があるという報告もあります。
Foods. 2017 Oct 22;6(10):92.

    インドのソウルフードは、理にかなっているのでしょうね。

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    まとめ

    体内の炎症って、「見えない」「感じない」ものですよね。

    だからこそ、食事という「見えるもの」で、食べないもの・食べるものを少しずつ意識していきましょう^^

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    Profile

    管理栄養士
    臨床傾聴士
    食物栄養学修士
    PNTトレーナー
    分子栄養学カウンセラー
    アスリートフードマイスター

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